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「整形したのに、後戻りした?」 そう感じる理由とは
目次
こんにちは。
NANA美容外科です♡
「以前、整形手術を受けたのに、
最近また顔が変わってきた気がする」
「手術直後は満足していたのに、数年
経ったら元に戻ったように感じる」
最近、SNSで見かけた画面です!
美容外科の診療では、このような
お悩みを耳にすることがあります。
しかし、実際には
「手術の効果がなくなった」
「すべて元に戻ってしまった」
という単純な話ではありません。
人の顔は、手術を受けた後もずっと
変化し続けるものだからです。
美容外科医の立場から見ると、
顔の変化を理解するためには、
「手術」と「加齢」を
別々に考えるのではなく、
顔を構成するさまざまな組織の変化を
知ることが大切です。
顔は「皮膚」だけでできているわけではありません!

顔の印象をつくっているのは、
皮膚だけではありません。
皮膚の下には、皮下脂肪、表情筋、
筋膜、靭帯、さらにその奥には
骨があります。
年齢を重ねると、これらの組織が
それぞれ少しずつ変化します。
例えば、
- 皮膚:ハリや弾力が低下する
- 皮下脂肪:量が減ったり、
位置が移動したりする - 筋肉/筋膜:動きや緊張の影響を
長年受ける - 靭帯:徐々に支持力が変化する
- 骨格:加齢に伴い、骨の形や
ボリュームも変化する
つまり、顔の変化は
「皮膚がたるんだから」という
一つの原因だけで起こるものでは
ありません。
顔を支えている複数の組織が、
時間とともに少しずつ変化することで、
全体のバランスが変わっていくのです。
「後戻り」ではなく、時間の経過による変化かもしれません!

例えば、フェイスリフトなどの
たるみ治療を受けた場合、手術によって
一度、皮膚やその下の組織を適切な
位置に整えます。
しかし、手術を受けたからといって、
その時点から老化が止まるわけでは
ありません。
手術後も当然、時間は流れます。
その間にも皮膚の弾力は変化し、
脂肪の量や位置も変わり、筋肉や靭帯、
骨格にも少しずつ変化が起こります。
そのため、数年後に鏡を見たとき、
- 以前よりたるんできた
- 輪郭が変わった
- 手術前に戻ったように感じる
ということがあります。
しかし、これは必ずしも
「手術が元に戻った」ことを
意味するわけではありません。
むしろ、「手術によって
整えられた状態から、さらに時間が経過し、
その上に新たな加齢変化が加わった」
と考えるほうが、医学的には自然です。
手術は「老化を止める治療」ではありません!

ここは、患者様にぜひ
知っていただきたいポイントです。
美容整形は、若返りの変化を
つくることはできますが、
その後の加齢そのものを
止めることはできません。
例えば、30代でフェイスラインを
整えた方が、その後10年間まったく
変化しないわけではありません。
30代で手術を受けた場合でも、
40代には40代の肌や脂肪、筋肉、
骨格の変化があります。
つまり、「手術をした年齢の顔を、
そのまま永久に維持する」ことと
「自然に年齢を重ねながら、若々しい
印象を保つ」ことは別のものです。
美容医療で大切なのは、時間を
止めることではありません。
その時々の年齢や組織の状態に合わせて、
顔全体のバランスを考えることです。

「昔の自分に戻す」のではなく、
「今の自分に合った治療」を数年前に受けた
手術と同じ治療を、現在もそのまま
行えばよいとは限りません。
なぜなら、現在の顔は、手術を受けた
当時の顔とは違うからです。
例えば、以前は皮膚のたるみが
主な原因だったとしても、
数年後には脂肪の減少や移動、
骨格の変化など、別の要素が
加わっている可能性があります。
そのため、再治療を考える際には、
「どの手術をもう一度受けるか」よりも、
「現在、顔のどの組織がどのように
変化しているのか」を見極めることが
重要です。
美容外科医は、現在の状態を診察し、
皮膚だけでなく、脂肪や筋肉、支持組織、
骨格などを総合的に確認したうえで、
必要な治療を考えます。
美容整形のゴールは「変化を止めること」ではありません!
人は誰でも年齢を重ねます。そして、
誰もが少しずつ顔の形を変えていきます。
だからこそ、美容整形において大切なのは、
「一度手術をしたら、
永遠に同じ顔でいること」
ではありません。
その時々の自分の顔に合わせて、
無理なく自然なバランスを保っていくこと。
手術後に時間が経って顔が
変化したとしても、それは必ずしも
「失敗」や「後戻り」ではありません。
手術を受けた後も、私たちの顔は
生きた組織として変化し続けている。
このことを知っておくだけでも、
美容整形に対する考え方は
大きく変わるのではないでしょうか。

「後戻りした」と感じたときこそ、まずは
現在の状態を確認することが大切です。
以前の写真と現在の状態を比較しながら、
皮膚・脂肪・筋肉・支持組織・骨格など、
どの部分に変化が起きているのかを
確認する。
そして、その変化に合わせて
必要な治療を考える。
それが、長期的に自然な若々しさを
保つための美容医療だと私たちは
考えています。


